2008.02 RESOLUTION 1 ヨーロッパ?!orアメリカ?!

 

今回は、弊社FUNKTION-ONE RESOLUTION 1(350W/12inch×1/5inch×1/19kg *Passive module搭載)の追加用スーパートゥイターの作成です。

2008.02

例によって図面作成
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今回の板は12mmのシナベニヤを使用
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スピーカーの開口も小さいので
ボール盤を使って簡単にあけられました。
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バッフル板とネットワーク取り付けの裏
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上フタ意外の完成です。

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とりあえずユニットをいれてみる

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外箱完成!アールも取ってあとは、塗装のみf:id:otoland:20170731215448j:plain
塗装は純正「RESカラーペンキ」を使うのが、
勿体無いので限りなくRESカラーに近付ける為に調合開始!(水性です)f:id:otoland:20170731215506j:plain
調合は立原が担当!調合して塗装して
乾かして」!
はじめて色が決まります。
立原は謎の調合師と呼ばれてます(?!)

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乾かすこと半日 
調合  ← ヨッ!調合師!立原  →  本物f:id:otoland:20170731215558j:plain
ヨーロピアンサウンドもアメリカンサウンドもスイッチ1つで可能ですにしようと思います。
また、これにサブウーファーの追加でより分厚くパンチの聞いた、サウンドにしたいと思ってます。

これは改造ではなく「追加」ですのでRES1のキャラクターはそのまま残ってます。
「追加」に関しましては、FUNKTION-ONEジャパン代表-東氏より許可をもらった上で作成しております。
決してマネはしないでください。(o^皿^o)>゛エヘヘ

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次にネットワーク
クロスは、12dbカット!周波数は5KHzあたりから測定開始!
たくさんコンデンサーを買い込みました。
(コイル、コンデンサー、アッテネーターは日本橋!)

さぁ!試聴開始!

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聴感で、SX300とか他のドライバーをつけて比較
聴感と測定、聴感と測定の繰り返しです。

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上が、ツィーター追加のアメリカンサウンド
下が、本来のヨーロッパサウンド

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ネットワークもアッテネーター付でバイアンプも可能です。
(切り替えスイッチ付き!)

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◆まとめ◆
RES1は、2Way。LOW&HIともにコーン紙で構成されていますので、
どうしてもハイエンドの部分がロールオフしてしまい いわゆるEVのSX300のようなシャリ音が出ません。
もちろん!2.5KHz辺りの汚い音は強調されず耳障りな音が少なく、マイルドなヨーロピアンサウンド(勝手に決めてる)ではありますが、
アタックの強いスネア等を前に出したい場合には、こう言ったスーパーツィーターの追加でより良く解像度が増したと思います、
もちろん!音的には好みはありますが、、、。

↓苦労した点↓
ツィーターの選定
SX300のツィーターやJBLの2402、中国製(最悪)のツィーター、、、、
結果はターボサウンドのTW-505に決定!中古で仕入れたのが大当たり!

コンデンサのクロスオーバー決定
クロスオーバー周波数は、意外な数字でフィットしました(秘密です)